法的に同性カップルを保障する法律がない日本。
「同性婚」が認められていない日本では偏見の目が厳しく、海外で結婚式をあげる同性カップルもいます。
今回紹介するYouTuber「Seigo & Bren」の2人はアメリカで結婚をした男性同士の国際夫夫です。
同性カップルでありながら国際カップルでもある2人について、
- プロフィール
- 自分のセクシュアリティに気づいたきっかけ
- 2人の出会い
- 結婚した理由
上記3点から解説していきます。
【Seigo & Bren】国際夫夫のプロフィールは!?
Twitterより
質問動画やTwitterなどで公開されている2人のプロフィールをまとめました。
Seigo | |
本名 | 永田靖悟 |
生年月日 | 1994年2月4日(2020年10月時点で26歳) |
出身地 | 日本・埼玉県 |
現在の職業 | 接客業 |
Bren | |
本名 | 永田武蓮(ながたぶれん) |
生年月日 | 1995年4月4日 |
出身地 | アメリカ・ペンシルベニア州 |
現在の職業 | 翻訳(日本語⇆英語) |
2017年にアメリカで結婚したSeigoさんとBrenさんは現在アメリカのオハイオ州に住んでいます。
Seigoさんがアメリカで苗字を変えると日本に戻った際に書類を作り直すのが大変なので、苗字はSeigoさんの「永田」にしました。
ちなみに詳細な身長は公表されていないのですが、なんと2人とも180cmを越えていてBrenさんの方が2.3cmほど高いとのこと。
日本で歩いていると高身長カップルなので目立つと語っています。
【Seigo & Bren】自分のセクシュアリティに気づいた瞬間は?
Seigoさんは中学時代になんとなく「恋愛ってよくわからない」「人(女性)を好きになれない」と考えていたそうです。
友達も女友達が多かったんだとか。
高校、大学を通して自分のセクシュアリティに薄々気づいていたものの、認めたくない気持ちがありました。
Brenさんと出会って初めて自分が同性愛者であることを確信します。
Brenさんは高校1年生くらいのときに気づいたそうです。
やはり今ほど同性カップルが一般的ではなかったので、2人ともなんとなく認めたくない気持ちがあったようですね。
【Seigo & Bren】2人の出会いから結婚まで!
それではラブラブ国際夫夫の出会いから結婚までを見ていきましょう!
【Seigo & Bren】2人の出会い
SeigoさんとBrenさんの出会いは2015年10月。
ゲイの方専門の日本のアプリ上で出会ったそうです。
Seigoさんからメッセージを送って1ヶ月ほどチャットを続け、11月下旬に新宿西口で待ち合わせたのが初デート。
初デートはSeigoさんの希望で「油そば」を食べて、Brenさんは「緊張して全然食べられなかった」と語っています。
その後2回目、3回目とデートを重ねるうちにお互いに好きな気持ちが固まって、なんとなく「彼氏だよね?」と確認して交際がスタートしました。
アメリカでは日本のようにはっきりした告白文化がないので、特に交際を申し込む言葉はなかったようですね。
当時Seigoさんは大学4年生、Brenさんは日本語の専門学校を卒業後大学に入ろうとしていた時期でした。
交際がスタートして約4.5ヶ月くらい経ったときに東京の春日で同棲生活をはじめました。
【Seigo & Bren】結婚を決意、アメリカへ
1年ほど同棲生活を送っていたときに、Brenさんが経済的な事情で大学をやめなくてはいけなくなりました。
「ビザが切れるのでアメリカに帰らなくちゃ…」と考えたときに離れたくないと思った2人はアメリカに行って結婚することを決意。
Seigoさんは新卒入社して1年働いていた会社がありましたが、Brenさんについてアメリカに行くために会社をやめます。
そして配偶者ビザを申請して2017年6月にアメリカに渡り、8月に結婚しました。
【Seigo & Bren】2人はどうして結婚したの?
Twitterより
近年「結婚しなくても幸せ」という考えから、事実婚のカップルが増えています。
SeigoさんとBrenさんの住むアメリカも同じ流れはあるようですが、それでも2人は「結婚」という形で法的に関係を守りたい思いがありました。
将来的には日本に住みたいと考えているものの、同性婚が認められていないため、法的には他人扱いになってしまいます。
日本に住んでアメリカを長く離れてしまうと、永住権(グリーンカード)が剥奪されてしまう可能性も。
SeigoさんとBrenさんは「同性カップルの選択肢の少なさ」を訴えています。
同性カップルをもっと認めてほしい!Seigo & Brenの活躍に期待
SeigoさんとBrenさんは「LGBTQが前向きに生活できる社会の実現」を目指してYouTubeの発信やイベントの参加など活動しています。
日本でも徐々に同性カップルが認められるようになってきたものの、まだまだ社会的に弱い立場であることは否めません。
これからも幸せに生きる選択肢を得るために活動する2人に期待です!
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